2014年3月2日日曜日

親がいいことばかり話していたら、子どもの将来は明るくなる!












ある程度の年齢になった子どもが楽しそうでない場合、その原因は子どもにあると思いますか?


私はそうは思いません。



「子供は親の鏡」


という言葉があるように、子供は知らないうちに親と同じことをするようになります。



ご自分のお子さんが自分と同じことを口ずさんでいるのを聞いて、「ドキッ!」としたことはありませんか?



私は、あります。


上の子が下の子を叱る場合の言葉が、


私と同じです。(^_^;)

イントネーションも同じです。(^_^;)



子ども自身は真似しているという実感は全くありません。


その言葉を何度も何度も、本当に何度も耳にしているから、自然と体に染み付いてしまっているんです。

覚えようなんて思っていないのにTVのCMが頭にこびりついているのと同じですね。


=========================



上の例を元に、今日の本題に入ります。


親が毎日こんなセリフばかり言っているとしたら、その子供はどうなると思いますか?


「あ~、今日もいい一日になりそうだ!」
「さっき、いいことがあったんだ!」
「私はなんて運がいいんでしょう!スーパーで得しちゃった!」
「さっきこんないい光景をみて、とてもいい気分になった!」
「私、今日はちょっと失敗しちゃったけど、また頑張ればいいよね!」
「上司に怒られたけど、直接指摘してもらえるなんてとてもありがたかったな~。言われなかったらこれからもずっと気付かなかったよ」
「いろいろ問題はあるけれど、ま、何とかなるでしょう!」
「目に見えた効果はないけれど、人間的には一週間前よりも成長したと思っている。」
「どんどんいい方向に行っているような気がする!」
「AさんとBさんの口喧嘩を聞いてたけど、この世にはいろんな考え方があるな〜と思ったよ。早くいい解決方法が見つかるといいな。」
「今日は久しぶりにお友だちとランチに行ったの。ちょっと高かったけど、とても美味しかったし、友達との会話も弾んだし、また行きたいな〜。またお仕事がんばろうという気になったわ!」

「今日も無事に終わった。本当にありがとう。」
「明日はどんないいことが起こるかな?楽しみだな〜。」



また、これとは逆に暗いことやネガティブなことばかり言っている親だったら、その子供はどうなるでしょうか?

(想像するだけで私も暗くなるので、敢えて書きません。ご想像にお任せします。)


==========================

フランス人の貯金額は日本人と比べるとはるかに少ないです。本当に大丈夫?と言いたくなるほど少ないです。(^_^;)


ですが、どの家族もとても幸せそうです。それぞれがそれぞれのレベルで日々の生活を楽しんでいます。
 
======================












フランスに来て18年以上経ちましたが、反抗期の子供の話を殆ど聞きません。中高生に会っても普通に会話できますし、その両親から聞く話にも思春期、反抗期などという言葉は殆ど出てきません。

会社名も学校名も関係なく偏差値もない世界なので、
他人と比較されることは滅多にありません。

「世間体」
「こうすべき」
「常識」

よりも、

「自分が楽しいかどうか?」
「自分がやりたいかどうか?」
「ワクワクするか?」


を優先して日々の生活を送っているからだと思います。


====================

まとめ。


子供は親の鏡です。日々の言葉に気をつけましょう!

親が楽しく過ごしている=子供も楽しく過ごせる

親が将来を楽しく捉えている=子供も将来が楽しく思えてくる

親自身が人生を楽しむことは、子供に将来の楽しみを与えることになる!

親自身も夢100個を書き出して自分が何をしたいのかを明確にしておくことは、子供にとって「明るい未来の見本」になる!



参考資料:

新型うつの原因は、人生を楽しんでいない親にある!? 親の人生と子どものメンタル不調の関係