2018年5月13日日曜日

国宝とは何物ぞ Qu’elle est la véritable richesse d’un pays ?

京都・青蓮院にあったお言葉。心に響いたので記しておきます。




















Un paravent de SHOREN-IN à Kyoto

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Qu’elle est la véritable richesse d’un pays ?
C’est les coeurs qui cherchent le droit chemin.
Les personnes possédant cet esprit représentent un trésor indispensable à un pays.

Nous disons que ce ne sont pas des biens tels que des bijoux qui sont pas le vrai trésor d’un pays

Mais plutôt les personnes qui éclairent la société, même issues des ses plus infimes endroits.

Denkyo daishi, Saichô
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国寶とは何物ぞ
国寶と為す
故に古人の言はく




寶とは道心なり
道心ある人を名づけて

径寸十枚(けいすんじゅうまい) これ国寶に非ず

一隅(いちぐう)を照す
これ則ち国宝也と。
傳教大師之法語

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国の宝とは何か

宝とは 正しい道を求める心である。
この道心を持っている人こそ
社会にとってなくてはならない国の宝である。

だから昔の優れた人は言った。
「直径3cmの宝石10枚が国の宝ではない
社会の一隅にいながら社会を照らす生活をする
そういった人こそが、なくてはならない国宝である」と。
伝教大師 最澄

2018年1月19日金曜日

何も持たない人







何も持たない人でも

今日という日を

持っているのです

レイキ 場を整える

レイキティーチャーになるための6ヶ月の実践期間が今月から始まりました。

実践第一回目は、レイキ初級伝授のアシスタントをさせていただきました。

受講者はフランス人2人。

私の所属するReiki Libreでは、毎回 9時間×2日間、計18時間の講習が行われます。

60ページ超のテキストを使いながら、様々なディスカッションを行います。

レイキヒーリングの実践も勿論行います。


レイキ伝授は3回行います。
具体的に何をするかはお伝えできませんが、まず伝授の「場」を整えます。

お香、マントラ、シンボル、シンギングボールなども使いながら、レイキエネルギーでその場を満たします。



体に芯が通る感じがしたり、手がカーっと熱くなったりしますのである程度はわかりますが、どんなエネルギーが届いているのは私の肉眼では見えません。

私個人の思いを入れる必要はないのですが、

✨今日のお二人が愛と幸せに満ち溢れますことに感謝✨
✨今日のお二人と出会う方々にも同じだけの愛と幸せが満ち溢れますことに感謝✨

ともお祈りさせていただきました。



先生と一緒に10分ほどかけて場を整えました。

そこへまず男性が入室。

彼は深刻な悩みを抱えているわけでも体調が悪いわけでもありませんでしたが、部屋に入った途端、涙腺が緩んできました。

伝授途中も涙がポタポタ落ちてきます。


そして伝授が終わったことを告げ、彼が目を開けたときには大粒の涙がポロポロと落ちてきました。

涙は全然収まらず、最後には声を上げて泣き出してしまわれました。


「どうしてこうなるのかわからない。何が悲しいわけでもないけれど涙が止まらない。」





それは「大安心」の涙だったのかもしれません。





その小さなお部屋が気持ち良い空間に仕上がっていたのは確かですが、まさか男性の魂にダイレクトに届くほどの威力があるなんて。





レイキの先生はこういうことも「時々ある」とおっしゃっていましたが、私はエネルギーが魂までストレートにしかも一瞬で届いた瞬間をはじめて目撃したのは初めてでした。




ティーチャー研修第一回目でこれだけパワフルな経験をさせていただき、自分が進むべき道に自信が持てました。


思いは物質にのせることができる。
しかも思いはちゃんと伝わるというのは、友人の書道家から聞いています(注1)し、自分でも実感していました。



ですが「場所全体」に充満させようと今までも試みてはいましたが、実感したことはありませんでした。



なので今回の体験は本当に貴重です。



思いは伝わる。

場は変えられる。




生かされていることに心より感謝いたします。

次はどんなことが起こるのか、楽しみです。(^^)






(注1) 書道家の友人が気持ちをこの上ないほど持ち上げて書いた「感謝」の二文字を、目の見えない方がちゃんと読み取ってくださったという話。「さわった時に感じた幾つかの波動を辿っていったら、感謝という二文字に行き着いた」とおっしゃったそうです。

その友人が別の友人(末期でステージ4)に心を込めて書きました。友人のことだけを心底思いながら書いたその作品は、誰にも何も説明していないのに彼女だけが釘付けになって涙を流していたそうです。